
利確が早すぎる心理とは?プロスペクト理論で解説する原因と4つの対策
2024年7月11日、ドル円は161.70付近から急落を始めた。日銀の為替介入観測が走った日だ。俺は前日から161.20のショートを3ロット持っていた。利確目標は159.50。根拠はフィボナッチ38.2%戻しと日足の雲下限だった。 …

2024年7月11日、ドル円は161.70付近から急落を始めた。日銀の為替介入観測が走った日だ。俺は前日から161.20のショートを3ロット持っていた。利確目標は159.50。根拠はフィボナッチ38.2%戻しと日足の雲下限だった。 …

ウォーレン・バフェットはFXトレーダーではない。デリバティブを「大量破壊兵器」と呼び、短期売買を好まない人物だ。 だが、20年間インターバンクでドル円を叩いてきた俺の実感として、バフェットの言葉ほどFXトレーダーの急所を突く格言は少ない。な …

1992年のポンド危機で英国中央銀行と対峙し、一晩で10億ドル以上を抜いた男──ジョージ・ソロス。自分がインターバンクのディーラーだった90年代後半、ロンドンの先輩が「ソロスが動いた」と呟いた瞬間、フロア全体の空気が変わったのを覚えている。 …

1923年に出版された『株式売買回想録(Reminiscences of a Stock Operator)』は、今から100年以上前の本である。Amazonで見る だが、この一冊が描く人間心理の構造は、2026年のFX市場でもそのまま再現 …

2024年7月31日、日銀が追加利上げを決定した直後のドル円。153円台から一気に148円台まで急落した週だ。 あの週、ロング偏重のトレーダーの多くが3連敗、4連敗を喫した。153.20でロング、損切り。152.80で押し目買い、損切り …

精神科医がトレードの本を書いたら、どんな内容になるか。アレキサンダー・エルダー博士の「投資苑(Trading for a Living)」は、その問いへの回答だ。Amazonで見る 1993年の初版から30年以上、世界中のトレーダーに読まれ …

行動経済学から見たマーク・ダグラスの位置づけ 行動経済学の文脈で、マーク・ダグラス(1948〜2015)の仕事を整理しておく必要がある。 カーネマンとトヴェルスキーが1979年にプロスペクト理論を発表し、人間の意思決定における系統的な歪みを …

1987年10月19日、ダウ平均が一日で22.6%叩き落とされた「ブラックマンデー」──俺はあの日のことをよく覚えている。と言っても、俺がその場にいたわけじゃない。だが、当時のディーリングルームにいた先輩連中から、何度も繰り返し聞かされた話 …

2024年10月4日、ドル円148円台──あの日の「倍返し」 2024年10月4日の金曜日、米雇用統計の夜を覚えている。 東京時間、ドル円は146.80円付近でじりじりと推移していた。アジア勢の動意が薄い中、俺はロンドンオープンに向けてロン …

2022年10月21日金曜日、ドル円が151.94円をつけた直後のことだ。 俺は当時、ある機関投資家のFXデスクにいた。ロンドン勢が東京の引け際に仕掛けてきた急騰──わずか40分で80pips。デスク全体が「介入ラインに到達する」と色めき立 …