
FXトレード記録が続かない本当の理由──自分の負けと向き合う痛みの心理学
深夜1時すぎ。机の引き出しを開けたら、表紙に「トレード日記」と書いた手帳が目に入った。最初の5日は律儀につけていた。6日目、-73pipsの負けがあって、その日は「書きたくない」で飛ばした。翌日も、その次の日も。気づけば1ヶ月半、ノートは机 …

深夜1時すぎ。机の引き出しを開けたら、表紙に「トレード日記」と書いた手帳が目に入った。最初の5日は律儀につけていた。6日目、-73pipsの負けがあって、その日は「書きたくない」で飛ばした。翌日も、その次の日も。気づけば1ヶ月半、ノートは机 …

月曜の朝9時ちょうど。先週末の米雇用統計とFOMC議事要旨を夜中までかけて分析した。結論はドル円ロング。指値が約定した瞬間、数字が逆方向に動き始めた。−12pips、−18pips、−27pips。 「なんで?材料はこっちの向きのはずなのに …

深夜0時半、ドル円のチャートをじっと見ている。-73pips。1万通貨だから7,300円の含み損。金額自体は耐えられる範囲のはずだ。 でも、もう3時間、画面から目が離せない。 「平均的には戻ってくるはず。さっきから少し戻り始めたし、流れも変 …

損切りボタンの上で指が止まるあの数秒、何が起きているのか ドル円ロングで含み損−30pipsに達した瞬間、マウスカーソルは損切りラインの上に乗っている。クリックするだけだ。それなのに人差し指が1ミリも動かない。画面の向こうで価格がさらに …
「ポジションを利確した3秒後、もう一度エントリーボタンを押していた」 2024年7月31日、日銀の利上げ決定でドル円が161円から153円まで一晩で8円下げた夜。私が知るあるトレーダーは、最初の1時間で30万円の利益を取った。問題はその次の …

FXを始めようと思って本屋に行った。棚にずらりと並ぶFX本。どれも表紙に「簡単」「誰でも」と書いてある。 …どれを買えばいいか、分からない。 3冊くらい手に取って、パラパラとめくって、結局1冊も買わずに帰った。そんな経験、あり …
「余剰資金で」が通用しなくなる月曜の朝 2024年8月5日月曜、東京時間の寄り付きでドル円は146円から141円台に5円急落した。先週末に持ち越していたドル円ロングが一晩で80pips以上逆行し、含み損が膨らんだ口座は少なくない。その日の昼 …
クルーは Pattern C (Lead: 哲学的トレーダー / Support: 行動経済学者・マーケット観察者) で組み、だ・である体で統一して執筆します。 「ルールを守れない自分」に、テンプルトンの言葉が刺さる理由 「倫理観こそが、あ …
「専門家の予想に従ったのに損した」——その違和感はタレブが既に答えている 年始に「今年のドル円は155円〜170円のレンジ」と大手証券の為替ストラテジストが断言した。SNSでは複数の著名トレーダーが同じ水準を支持した。その予想を信じてロング …
発表5分前、あなたの手が勝手にロットを上げる理由 米雇用統計の発表5分前。ドル円は149.80円で動かなくなり、ティック板の更新も止まる。いつもなら0.1ロットでエントリーする場面で、自分の指は0.3ロットの数字を入力していた——。この経験 …